2018年6月28日木曜日

クトゥルフ神話と指輪物語

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

彼の名前を聞いたことがあるだろうか?
聞いたことはなくても、今の時代であれば簡単に調べることができる上、彼に関する説明はweb上に星の数ほど存在するのでここでは簡単に説明させていただくとしよう。

クトゥルフ神話の生みの親である。
そしてこれについても調べればいくらでも記事が出てくるので簡単に。
人間より遥か昔に地球を支配していたとされる神々が存在していたという前提で、その神々の存在が、今まさに復活しようとしている兆候。もしくはその眷属らの存在が確認されるなど、人間の理解を超えた世界観を表現したフィクションである。

コズミックホラーというジャンルになるらしく、宇宙的恐怖と表現される物語である。
人間の常識、想像、理解を超えた存在を生々しくリアルに描き、それを目の当たりにした人間の狂気の様を生涯に渡り執筆し続けた人。それがラヴクラフトである。


彼が執筆した小説群はラブクラフト全集として今も書店で購入することができる。
僕も数冊購入し読んでみたが、これがとても面白い。多少回りくどく、独特な表現を用いているため文の前後を何度か確認しなければならないこともあったが、これはたぶん僕の読解力が低いためだろう。

でもなんだか不思議な魅力に満ちているこの世界観に僕はトールキンの指輪物語にも同じ感覚を抱いたことを思い出した。

もともとゲームが好きな僕は、中でもウィザードリィというゲームに魅せられた。そしてそのルーツを探る中でD&Dや中つ国の世界を知ることになる。そしてその世界もまたウィザードリィ同様に愛した。年齢的に考えればFFやDQなどがドンピシャの世代であり、同年代でウィザードリィが好きという者はほとんど見たことがない。

指輪物語と同様に、クトゥルフ神話へとたどり着いたのはやはりゲームで、これの世界観を調べていくうちにどんどん心が魅かれていくのがわかった。中世の王道なファンタジーを描いたウィザードリィとは違う、でもどことなく同じ匂いのするゲーム。

Bloodborneとエルミナージュゴシックの二つの世界が、僕をこの世界へと誘ったのだ。普段フィギュアなど三次元的な物は買わない主義なのだが、Bloodborneの狩人を模したこのフィギュアを一目見て、所有したいという欲望を抑えられなかった。


もともとウィザードリィに関するものを少しばかりコレクションする癖のあった僕にとっては大変危険な代物であったのは確かで、そしてその予想はずばり的中し、これを境にクトゥルフ神話に関するものもコレクションしなければならない身体となってしまった。

この特殊な性癖をこじらせてしまった僕にはもうこの世界観から逃れる術はないだろう。これからこのブログでそのコレクション達を紹介できたらとも考えている。

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