2018年7月3日火曜日

ウィザードリィ サマナー

今日もウィザードリィに関する話題です。
皆さんはウィザードリィサマナーというゲームをご存知でしょうか?


ゲームボーイアドバンス(以下GBA)唯一のウィザードリィです。
これとPS2版も存在するようですが、GBA版をそのまま移植したものらしくPS2のスペックを考えればかなり質素な作りになっていると言われています。

このウィザードリィサマナーはネットに攻略情報などがほとんど存在しないところから、プレイヤー人口の少なさが想像できます。加えて、ただでさえ貴重なこれに関する記事を見てみると、そのほとんどが例外なく低い評価を下している始末で、評価サイトでは見事にクソゲーの一本として数えられています。

そんなウィザードリィサマナーですが、クソゲーの烙印を押されながらも出荷本数の少なさからか意外と高値で取引されており、GBA版は箱説つきで3000円ほどで出回っているようです。定価割れしてはいますが、中古で古いGBAということを考えれば比較的高めではないかと思います。

僕は最近、中古ですが初回生産分にのみ封入されたオリジナルモンスターカード入りの良品を入手しました。さらに攻略情報が極端に少ないため、今作の加齢、寿命、ロスト辺りの扱いがどのようになっているのかを知るために攻略本をも買い付けてしまいました。

攻略情報を見ながらゲームの進行プロセスを考察することが何より好きな僕にとって、この攻略本の存在は大きいのです。どうも新紀元社から発売されているこの一冊がウィザードリィサマナー唯一の攻略本となるようで、内容はお世辞にも充実しているとは言えないものでしたが、貴重な情報源と考えればそんなことも言っていられません。

ゲームとしての出来はネットの評価でなんとなく良くないというのはわかっていますが、考えようによっては携帯ゲーム機最少サイズのゲームボーイミクロでプレイ可能で、バックアップもフラッシュメモリという安定感は評価できる点ではないかと。

ウィザードリィの楽しみ方の一つとして、より強い装備品などを求め永遠とダンジョンに潜り続けるというものがありますが、このような楽しみ方ができるプレイヤーにとっては外出先でも、空き時間でもお手軽にプレイ可能な上記環境はゲーム自体の評価におまけしてもよいと考えるかもしれません。

僕はまだ未プレイで、ゲーム内容自体への評価をすることができませんが、そのうちにプレイしてこのブログで記事にしたいと考えています。ゲームのプレイングについて、プレイ前から攻略本を見ることを極端に嫌う方も多くいらっしゃいますが、僕の場合はきっとそういう方達とは違う部分を楽しんでいるのだと思います。

2018年6月28日木曜日

クトゥルフ神話と指輪物語

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト

彼の名前を聞いたことがあるだろうか?
聞いたことはなくても、今の時代であれば簡単に調べることができる上、彼に関する説明はweb上に星の数ほど存在するのでここでは簡単に説明させていただくとしよう。

クトゥルフ神話の生みの親である。
そしてこれについても調べればいくらでも記事が出てくるので簡単に。
人間より遥か昔に地球を支配していたとされる神々が存在していたという前提で、その神々の存在が、今まさに復活しようとしている兆候。もしくはその眷属らの存在が確認されるなど、人間の理解を超えた世界観を表現したフィクションである。

コズミックホラーというジャンルになるらしく、宇宙的恐怖と表現される物語である。
人間の常識、想像、理解を超えた存在を生々しくリアルに描き、それを目の当たりにした人間の狂気の様を生涯に渡り執筆し続けた人。それがラヴクラフトである。


彼が執筆した小説群はラブクラフト全集として今も書店で購入することができる。
僕も数冊購入し読んでみたが、これがとても面白い。多少回りくどく、独特な表現を用いているため文の前後を何度か確認しなければならないこともあったが、これはたぶん僕の読解力が低いためだろう。

でもなんだか不思議な魅力に満ちているこの世界観に僕はトールキンの指輪物語にも同じ感覚を抱いたことを思い出した。

もともとゲームが好きな僕は、中でもウィザードリィというゲームに魅せられた。そしてそのルーツを探る中でD&Dや中つ国の世界を知ることになる。そしてその世界もまたウィザードリィ同様に愛した。年齢的に考えればFFやDQなどがドンピシャの世代であり、同年代でウィザードリィが好きという者はほとんど見たことがない。

指輪物語と同様に、クトゥルフ神話へとたどり着いたのはやはりゲームで、これの世界観を調べていくうちにどんどん心が魅かれていくのがわかった。中世の王道なファンタジーを描いたウィザードリィとは違う、でもどことなく同じ匂いのするゲーム。

Bloodborneとエルミナージュゴシックの二つの世界が、僕をこの世界へと誘ったのだ。普段フィギュアなど三次元的な物は買わない主義なのだが、Bloodborneの狩人を模したこのフィギュアを一目見て、所有したいという欲望を抑えられなかった。


もともとウィザードリィに関するものを少しばかりコレクションする癖のあった僕にとっては大変危険な代物であったのは確かで、そしてその予想はずばり的中し、これを境にクトゥルフ神話に関するものもコレクションしなければならない身体となってしまった。

この特殊な性癖をこじらせてしまった僕にはもうこの世界観から逃れる術はないだろう。これからこのブログでそのコレクション達を紹介できたらとも考えている。

ウィザードリィ サマナー

今日もウィザードリィに関する話題です。 皆さんはウィザードリィサマナーというゲームをご存知でしょうか? ゲームボーイアドバンス(以下GBA)唯一のウィザードリィです。 これとPS2版も存在するようですが、GBA版をそのまま移植したものらしくPS2のスペックを考...